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登別の居酒屋「ぐうちょきぱ」新鮮な海鮮料理と日本酒をご提供!

【居酒屋ぐうちょきぱ】

登別の居酒屋店長の独り言

kami

結構前の事ですが

いつも髪をきっている店が混んでいたので違う店を探す事にした。

あまり気がすすまないが人と会う約束をしているので

ボサボサ頭で行くわけにもいかず意を決して違う店へ。

それがあんな事になろうとは・・・

そこはオープンしたてのお洒落な美容室。

モダンな造りにセンスの良い壁紙、一面を飾るスクリーンには洋楽のプロモが流れている。

明らかに場違いだ!

料亭に茶髪の兄ちゃんが一人で食べに来た時くらいに場違いだ(昔働いてた店で実際に遭った)

店員 「いらっしゃいませー」

若いスタッフが軽快に寄ってくる。

私 「予約してないんですがいいですか?」

店員 「少しお時間かかりますがよろしいですか?」

私 「どれくらいですか?」

店員 「・・・・・・」





俺 「(え・・・沈黙?)」

店員 「大丈夫ですよ。座ってお待ち下さい」

俺 「(大丈夫ってなに・・・)」

2人の間に流れる微妙な空気を遮るようにソファーに通された。

そのソファーはとてもふかふかで2人で丁度良い広さだった。

暫くすると女性が入ってきて私と同じようにソファーに通された。

真ん中に座っていた私は端に寄り席を空けた。

予定外だったのはその女性はふくよかだった。

ソファーに肩を寄せ合い座る男女。

せまい!

先ほど以上の微妙な空気が辺りを包む。

気を紛らわせようと雑誌を手に取った所でお呼びかかった。

重圧から逃れた安堵感を感じる間もなく事件が起こる。

手にした雑誌を鏡の前の棚に置こうした瞬間、棚の上の物がすべて落ちた。

私 「あ!すいません」

店員 「大丈夫ですよ^^(忙しい時に何してんだよ)」

笑顔とは裏腹にそんな幻聴が聞こえる。

謝りながら椅子に座り、切った髪が付かないように白いローブみたいのを被せられる。

店員 「どうぞ」

私「え?(どうぞって何が??)」





変な間が辺りを支配する。

良く見るとローブみたいなやつに手を通す所があり、それに手を通してくれとの事らしい。

店員 「どのようになさいますか?」

先ほど棚をぶちまけた雑誌の中のモデルを指差し

私 「こんな感じでお願いします」

店員 「わかりました(お前には似合わなねーよ)」

またもや幻聴が聞こえて来たが気にしない。

寝たふりをして終始無言でやりすごす。

暫くすると

店員 「こんな感じでどうですか?」

後ろも見える三面鏡でいろんな角度で見せてもらう。

店員 「眼鏡は大丈夫ですか?」

私 「え?」

目は良い方だし眼鏡なんて持ってないしなぜその質問と思いつつ

私 「だ、大丈夫です」

店員 「髪流しますのでそちらへどうぞ」

促されるままに若いおねえちゃんに髪を洗ってもらう。

洗ってる最中、背中に温水が滴り落ち続ける。

しかしなんか言い出しづらいので沈黙。

そしてシャワーが終わりマッサージが開始された。

結構念入りにしてくれるようで背中までマッサージしてくれた。

しかしその背中は先ほどのシャワーでうっすらと湿っている。

店員 「(背中が湿るまで汗をかくってどんだけ~)」

なんて思われてたらどうしよう・・・

マッサージの手が止まり

店員 「お疲れ様でしたー」

やっと終わった。

やっとここから脱出できる。

複雑な気持ちで席を立ちお金を払って帰ろうとすると店員すべてがキョトンと私を見る。

店員 「どうしました?」

私 「?」

店員 「何かまずいところがありましたか?」

私 「??」

どうやらマッサージが終わったことの「お疲れ様」で、まだブローとかが残っているらしい。

クスクス・・・クスクス

またしても幻聴が聞こえ・・・いや、たしかに笑われている。

ブローも終わりやっと開放され転がるように店を出た。

車に乗り込み家路へ急ぐ。

背中が濡れているためシートに背中をつけると妙に冷たい。

家に帰り一目散にシャツを着替える私を不思議そうに嫁が見ていた・・・


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